私立恵比寿中学「エビクラシー」を聴く。

 元来アイドルジャンルには手を伸ばしていなくて、邦楽ロック→洋楽ロック→Jポップ→ラップ→全般といった流れで社会人に至る。そして音楽なんてほとんど聴かなくなってしまい、せいぜい1曲ずつダウンロードしてひたすらそれしか聴かないなんて状態に陥っていたわけです。

 

 で、学生時代にももクロは聴いていて、単純に音楽聴いて元気でるってこのことだ、みたいな感覚あったな、なんて思い出して。そんならひたすらアイドルでも聴きあさってみようかと放浪しているうちに私立恵比寿中学の「まっすぐ」って曲を聴いてですね、ボロボロ泣いたわけです。弱っていたのか。

 

 そしてひたすら過去曲をあさり続け、「素晴らしい、単純に好きだ」という感想に落ち着いたため、めちゃくちゃ久しぶりにアルバム単位で購入。ものを買う基準は、単純な好きって感情だと、これも久々に思い出した。

 

 感情電車、本当にいい曲だ。

 

感情電車に乗っかって 駆け出してよどんどん行っちゃって
愛情大小詰め込んでってよ そう そう
離しはしないでよ
頑張る上手になりたいね 楽しんだりもっと忘れないで
感情電車は特快で 今もう もう
どこにも止まれない

感情電車に乗っかって
愛情何杯もすくって
楽しむ上手もなりたいね
感情電車は特快で 今もう もう
どこにも止まれないよ

 こんなシンプルだけど背中押される歌詞よ。ハイデガーとかシオランとかドゥルーズニーチェとか、哲学にかぶれて理論づくめになっていた時期もあり、「単純な言葉だけで救われるなんてアホのすることだ」なんてがめついていた自分を殴りたい。単純=すっからかんなわけがない。

 どこにも止まれない、って絶妙なフレーズだ。どこにでもいける的なポジティブさと、どこにもいけない的なネガティブのはざまで、それでも全力を出し続けて生きていくんだぞという。

 

 好きなものを好きと言えるように、ようやくなってきた。