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「葛城事件」

田中麗奈が演じる「善」とても「嫌い」だった。

 

死刑制度に反対だ、それは人間の可能性をゼロにする。そのとおり。

綺麗事を発信して貫き生きることで、自らの人生が「綺麗事」では済まなくなる。

 

死刑囚と結婚し、自分の人生を擲ってまで、「綺麗事」を貫く姿は、いたたまれない。

崩壊していく家族よりも、みていられない。

 

ラストに「あんたそれでも人間ですか」と言い放つ。

この言葉は「人間が尊厳のある生き物だ」という確信を持つことのできる、まっすぐに生きている人の言葉。

 

三浦友一がラストに麺をすする音が、その答えだ。それでも、人間だ。